akier’s note

Product Management, Design, Software

2020-01-01から1年間の記事一覧

PMFは1->10でも(大体)必要

私は今いわゆる1→10フェーズのプロダクトのマネジメントをしている。よく言われる0→1と1→10で求められる能力やスキルの違いとして以下が挙げられることが多いと思う。 0 -> 1 アイデアを形にする。PMFする 1 -> 10 初期のアイデアを踏襲し、組織と売上をスケ…

可能性ではなく確率へ注意を払え。或いはもっとマシな方法を考えよう(About Face)

www.amazon.co.jp ユーザーの集中を邪魔しない 文書やソースコードを書いているとき、気がつくと時間を忘れて没頭したりそのプロセスを楽しんでいることがある。こうした状態のことを流れ(flow)と呼ぶらしい。確かに「フロー状態」とググってみると概ねそ…

ユーザーを愚かに見せるな(About Face)

www.amazon.co.jp Kyashというアプリを使っていたらこのようなエラーが出てきた。 Kyashのエラー画面 これは典型的なダメUIだと感じる。About Faceを参照しながら、なぜこういうUIを作ってしまうのか、どうするべきなのかを論じる。 このUIの何がユーザーを…

ビジュアルインターフェイス - 視覚のプロセスとパターン

www.amazon.co.jp これを読んでいる。 視覚のプロセス ここでは人間の視覚は無意識下である種のパターンマッチングを行っており、これのおかげで脳は見るものの優先順位をシステムを確立できているという話がされている。 個人的にはこれは別に視覚に限った…

About Faceを読む(導入編)

www.amazon.co.jp アランクーパーの名著About face初版の日本語訳。国会図書館以外ではもう見つけることすらままならないこの書籍を上司が貸してくれた。 そして時代は流れ、About faceは既に第四版が出ている。日本語訳や第三版までで止まっている上に中古…

EngバックグラウンドPdMを誰がなぜ必要としているのか

私は今とあるIT企業で(少なくとも肩書は)PdMとして働いている。 有名なマーティ・ケイガンの『Inspired』を読むと辛くなるくらい必要な力量は付いていないが、それでも何とか1年はクビにならず働いている。 INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマ…

ユーザビリティとは & ユーザインタビューの設計、振り返りについて

以下の書籍を読んだ。 ユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―作者:樽本 徹也発売日: 2014/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入自体は数ヶ月前に行っていたが、電車内の移動時間等の隙間時間で…